【うちの子大丈夫? ~小学生の不登校には親の会~】1
流山シューレで毎月開催している、「流山不登校を考える親の会」には、お子さんが小学生という親の方が目立つようになりました。小学生の不登校増えていますよね‥‥。
文部科学省の調査でも、2019年には5万3千人だった小学生の不登校は、2022年では8万1千人に増えています。
学校の対応も、「暖かい眼で見守って行きましょう。」とゆっくりお休みをとれるところが増えてきていますね。
また、「うちの子、今の学校には合わないわ」という考え方の親の方も増えています。
ですが、「このままで大丈夫?」「社会性は育つの?」「学習は?」などなど…。
不登校の数が増えたとはいえ、それでも多くの子どもが学校を中心に暮らしている中、心配事はつきませんよね。
お子さんと向き合う時間も増えた今、一緒に悩んでみませんか?
①不登校になりそうな頃の心配に
・うちの子学校に行くのが辛そう!
「理由がさっぱりわかりません、いじめも受けていないのに学校に行けません。朝一緒に登校しても次の日にはおなかが痛いと言って玄関でうずくまり、病院に行ってもどこも悪くないと言われます、、、担任の先生に相談すると専門家に診断されてはどうですかと言われ、、、休みの日には元気なのに、、、」
と電話で涙ぐむお母さんから、相談を受けることがあります。
まだまだ、「学校に行くのが当たり前」だと思っている人が多いのが今の日本社会ですね。
お子さんが学校に行き渋り出したり、突然学校に行きたくないと言われたりすると「どうして?」「どうすればいいの?」「私が悪いの?」と不安の波がドーっと押し寄せてきますよね。
そして、原因や対策、解決策を知りたくなったりするものです。
でも人間は、「こうすれば、こうなる」なんて単純な存在ではないですよね。お子さんだって同じ。そんな不安を取り除くためには、きちんとした情報を得ることが大切です。
・誰に相談したらいいの?
子どもが不登校になると、まず学校から紹介されるのが、公的な相談機関や医療機関です。しかし、必ずしもそれらに関わらないといけないものではありません。
特に「スクールカウンセラーと会うように」と担任の先生などから勧められますよね…。でも、多くのスクールカウンセラーは子どもを学校に戻すことを目標にしている方が多いのですよ。カウンセラーとの面接を通して、ますます自分に自信が持てなくなったという子どもを何人か知っていますし…。
確かに、子どもが誰かに話を聞いてほしい時期はあるのですが、その時期は子どもが選ぶし、相談相手も子ども本人が選べると満足感が違いますよね。
次に医療機関ですが、専門家といっても不登校への理解や対応が様々です。子どもや親が信頼できるかが大事。疑問が重なるようならセカンドオピニオンもありです!
特に医療機関は、過剰医療、薬の多剤・多量投与の時代で、昼夜逆転、ゲーム漬けをなおす、家庭内暴力など入院の必要がないケースでも入院させていたりして、必要以上に子どもの心を傷つけることもあります。
、、、といった、「うちの子の不登校の場合、どこにどう相談したらいいの?」という時にも不登校に関する情報が集まっている「親の会」はおすすめですね。
一番いいのは「生の声」を聞くこと。不登校経験者の声や、その子を支えている親の話などです。本を読んだり、「親の会」に行ったりすることで、生の声に接することができます。
その場合、相談してみて親子が責められる状況や、つらい気持ちになるところはお勧めできません。ほとんどの場合、いい事はないから…。
親の会では、「他者の体験・意見を聞ける。」「自分のぐちやつらさを聞いてもらう。」ことができます。
その結果、「思い込みで子どもを追い詰めないで済む。」「親が少し楽になる」ことになったりします。
不登校になったら、まず、お近くの親の会をのぞいてみてください。
②は、「親の体験談」です。小学校でお子さんが不登校を経験した、親の方の手記を、ご紹介します。
☆・・・・・・・お知らせ・・・・・・・☆
*流山不登校を考える会
6月8日(木)16時より、不登校の子を持つ親の会、「流山不登校を考える会」を流山シューレにて行います。
どなたでもいらっしゃることができます。
*オープンデイ
毎週火曜日と金曜日の14時から、フリースクールの体験見学・相談を受け付けています。
予約制となっています。お気軽にお問合せください。
5月のオープンデイ受入日は以下の通りです。
5月9日(火)
5月12日(金)
5月16日(火)
5月19日(金)
5月23日(火)
5月30日(火)
※5月26日は流山シューレお泊り会のためありません。