不登校フリースクールについてもっと知りたい

  

Q12.私は「うちでやっていきたい」と思ったら・・・

 

そうです! あなた、いいところに気がつきましたね。

 

学校に行かなくてはならない―ということはない。
また、フリースクールや適応指導教室に行かなくてはならない、ということもないのです。
つまり基本的に、家で育っていっていいのです。

学校を基盤にして学び育っていく人があるように、家庭を基盤にして学び育っていく人もいるのです。

人の成長に、学校しかない、なんていうのがおかしいのです。

学校も、教育機関の一つとして、国が税金でつくりました。
でも、「学校だけしかありませんよ。他は認めませんよ」という態度は、まちがっています。

学校に行かないということは、うちで、主として過ごしているということです。

親が、それを認めているということは、どういうことかというと、親が、自分の子の教育を学校にゆだねる(委託する)のでなく、「自分の子を親が責任もって育てていきます」ということなのです。

でも、日本では、学歴社会であり、学校信仰も強い国なので、学校に行かず、家にいることを、とても罪悪視したり、問題行動と思っています。

だからこそ、不登校の子は苦しくなるのです。
アメリカやイギリスのように、「家庭で育っていくこと」が、もっとふつうのこととして認められる必要があります。
学校へ行くこと、家庭でやっていくことは、本人が選べたらいいと思うのです。

もちろん、家でやっていきたいというのは、全く外へ出ないで、家の中にずっといる、ということではありません。

学校に頼らないだけで、家庭が責任持っているので、塾、スポーツ、趣味などの会、ボランティア、習いごと、なんでもやっていいし、どこでも行っていいのです。
もちろん、家の外に出たくない、出るのがつらい人は、外へ無理に出ない方がいいのです。

 

 

ハーイ! 質問。
うちでやっていくって、教科書ひらいて勉強やるの?

 

 

うちでやるって、勉強のことをさすのではなく、「うちを中心にして、学校を使わないで生きていきますよ」という意味なんだけど、何をどのように判断するかは、その子が決めるの。もちろん、親と相談したりしてね。

 

 

もし、教科書やテストをやりたくなかったら?

 

 

やらなくていいのよ。

 

 

ワーイ! 学校の勉強大キライ! 助かった。
でも、バカにならない?

 

ならないわよ。だって、勉強って学校でやることや、教科書にのっていることばかりじゃないもの。
君が、生きている一日の中で、何か、見たり、聞いたり、やったりするでしょ。
その中で学んでいるもの。

 

 

そう?

 

 

 

 

そう、やりたいことは宝物。

 

だってやりたいことやれるのって、人間、幸せな気持ちになれるし、やりたいことはエネルギーが湧くし、やりたいことのためには、困難も乗り越える知恵が湧く。
そして、やりたいことのためには、ホームエデュデーションがすごくいい。

なぜなら、時間がたっぷりある、誰にもじゃまされないで思いっきり取り組める。
他の子と合わせなくてもいいし、自分のペースでできる。
だから、とても力がつくの。

「うちでやっていきたい」と思う人は、自分のやりたいことを中心に、自分のペースや生活リズムに合わせて、一日を自分で設計し、自然体で過ごすと、とても伸びやかで気持ちのいい日々がおくれると思いますよ。

もしわからないこと、困ったことがが起こったら、東京シューレまで、遠慮なくメールを送ってね。
電話でもいいよ。

そうそう、もし、うちでやっていく場合に、「仲間がほしい、友達ができるといいな」とか、「いろんな情報がほしい」と思う人には、「ホームシューレ」の会員になるといいと思います。
これは、家庭を中心にやっている子どうしのネットワークで、今、北海道から沖縄まで300家族が、
“ばる~ん”という月刊交流誌を要にしながら、つながり合っています。
そして、学校に行っていない子が、知っておいたらいい情報や、興味をもったもの深めるためのコースもあります。

 

詳細はホームシューレのHPをご覧ください。

 

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