■東京シューレのあゆみ
沿革
東京シューレは、登校拒否・不登校の子どもが激増するさなかの1985年、学校外の子どもの居場所・学び場として、親・市民によって開設されました。その土台は、1984年にスタートした「登校拒否を考える会」という親の会でした。不登校を否定し学校復帰させる風潮の強い中、子どもの成長の場は学校のみではないと、子どもの気持ちを尊重し、多様な成長を支え、子ども中心の学びと活動の輪を広げてきました。
年 | あゆみ |
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1985 | 東京シューレ開設。 |
1988 | 文部省(当時)調査で「登校拒否は怠け」との新聞報道に子どもが全国調査。 |
1990 | 文部省が「不登校は誰にでも起こりうる」と認識転換。翌92年には「フリースクール等の出席を指導要録上出席扱い可」と通知、93年にフリースクールに通う小中学生の学割定期適用を承認。 |
1991 | 東京都北区東十条から現在の北区王子に移転。 |
1994 | 「在宅不登校支援として「ホームシューレ」スタート。「東京シューレ大田」(東京都大田区)を開設。 |
1995 | 「東京シューレ新宿」(東京都新宿区)を開設。 |
1999 | 知的探求の場「シューレ大学」を開設。 |
1999 | 東京都よりNPO認証。 |
2000 | 「第8回世界フリースクール大会(IDEC)」を東京に招致、開催。 |
2001 | NPO法人フリースクール全国ネットワーク設立。 |
2003 | 「吉川英治文化賞」「朝日のびのび教育賞」受賞。千葉県協働の居場所をスタート(現・流山シューレ)。 |
2006 | 学校法人東京シューレ学園が認可。 |
2007 | 「東京シューレ葛飾中学校」(東京都葛飾区)開校。 |
2009 | 「第1回日本フリースクール大会(JDEC)」の開催に尽力。『政策提言』を発表。以後JDEC毎年開催に協力。 |
2009 | 「不登校の子どもの権利宣言」発表。 |
2010 | 東京シューレ25周年祭開催。 |
2011 | 東日本大震災支援プロジェクト実施 |
2011 | 自主映画『不登校なう』『僕は僕でよかったんだ』完成。 |
2012 | 札幌自由が丘学園三和高等学校連携で東京シューレ学習センター開設。高卒資格取得できるように。 |
2012 | いじめに関して文科大臣と子どもたちが面会。 |
2013 | 「社会貢献者表彰」「ペスタロッチー賞」を受賞。 |
2014 | 内閣総理大臣が東京シューレ(王子)を視察。 |
2015 | 東京シューレ30周年祭開催。 |
2015 | 東京シューレ流山を移転開設。 |
2016 | 不登校・学校外での学びを応援する「教育機会確保法」が成立。 |
2017 | 「第2回アジア・太平洋フリースクール大会(APDEC)」を東京に招致、開催。 |
2018 | 「東京シューレ大田」(東京都大田区)を新規開設。 |
2020 | 東京シューレ江戸川小学校開校 |
2020 | 東京シューレ35周年祭開催(予定) |