「35周年」どうぞお越しください
登校拒否を考える会 代表 奥地圭子
今、「不登校」と言っている言葉、1984年に出発した頃は「登校拒否」と言っていました。「学校に行かない・行けない子どもを持つ親たちで出会って話そうよ」と会を作って、なんと35年!!
不登校への偏見・誤解・差別の中、無理やり学校復帰させるのでなく、子どもの気持ちでやっていくのが一番、と学び合い、支えあいをしてきました。この会がもとになり「東京シューレ」や親の会の全国ネットワークが誕生し、不登校新聞社やフリースクール全国ネットワークにつながり、教育機会確保法を誕生させ、とうとう国が「不登校は問題行動ではない」と全国に通知を出すまでになりました。
そして今も、親の会は続いています。そして、東京シューレにつながる親の会だけでも、王子、葛飾、流山、大田と4つも活動しており、経験や情報が受け継がれています。
つながりあって活動してきた、たくさんの親と協力者の皆さんの力で、不登校への寛容度は上がり、選択肢は増えつつあり、昔よりは楽になってきています。でも、まだまだ不安だし、苦しいこともあります。
35周年を機会に、何が変わり、何が変わらないか、笑顔で子どもの成長ができるためにどうしたらいいのか、考えあってみませんか。
昔からの方、新しい方、子ども・若者・カウンセラーや先生、学生さんなどなど…… 多くの方のご参加、お待ちしています。
<イベント名>
登校拒否を考える会 35周年イベント
<日にち>
2019年4月21日(日)
<会場>
北とぴあ14階スカイホール(北区・王子駅前)
最寄り駅:JR京浜東北線・東京メトロ南北線「王子」
<時間・内容・参加費>
【第一部】14時~18時(開場:13時30分)
講演「不登校をめぐる35年」奥地圭子(登校拒否を考える会代表)
親シンポジウム「わが子が学校へ行かなくなって」
若者リレートーク「学校に行かないで大人になった私のこと」
親の会会員 800円
一 般 1000円
【第二部】18時30分~20時
記念パーティー
参加費 2000円
<主催>
登校拒否を考える会
<協力>
NPO法人東京シューレ
<申込>
下記のPDFファイル
登校拒否を考える会35周年記念イベント(PDFファイル)
をダウンロード・印刷・記入いただいて
03-5993-3137
までFAXいただくか、
電話:03-5993-3136
メール:info@shure.or.jp
までご連絡ください。
<代表プロフィール>
奥地 圭子(おくち けいこ)
小学校教師だったが、我が子の不登校に大きく学び、1984年に「登校拒否を考える会」を呼びかけて結成する。考える会がきっかけとなって全国に生まれた親の会を結ぶ「登校拒否を考える全国ネットワーク」が1991年に誕生し、代表をつとめる。また、親の会が基盤となって、子どもの居場所・フリースクール「東京シューレ」が誕生し、1999年にNPO法人となり、現在理事長。そのほか、「不登校新聞」の創刊、教育機会確保法の実現につなげた「多様な学び保障法を実現する会」共同代表など、他の市民団体ともつながり、子どもの人権を守る活動を続けてきている。