【小4で不登校になった私のスピーチ活動をするまでのお話】2

高校生になってから、仲間とともに体験談を人前で話すようになった17歳のひょとろろさん。小4からの不登校体験を書いてくれました。彼のリアルな体験談をぜひ読んでみてください。
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*引きこもり生活
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引きこもりになってから主にやってたことは、スマブラとYoutubeですね。
本当に四六時中やっていました。
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親のiPadが余っていたので、そのiPadを使いYoutubeを見つつ、スマブラをずっとやっていました。
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その頃Youtubeで見ていたものは多種多様でした。
ゲーム実況から歴史、料理動画まで色々見ていました。
まあそんなもの見ていたおかげで漢字などは読めましたし、ちょっとした歴史や包丁の使い方なんかも色々覚えました。
案外馬鹿に出来ない学習方法でした。
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スマブラに関しては嬉々としてやっていたわけでは無いです。
いわば暇つぶしに近い感覚でやっていました。以外と家にいるとやりたい事ってのは無いもんです。
でも勉強や、外に出ることはやりたくない事なのでやりませんでした。
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「まあしょうがないからやるか」みたいな気持ちでやっていました。
まあ上達を感じれましたし、後で役に立ったので無駄じゃなかったです。
ちなみに、私合計6000時間プレイしたらしいですよ。馬鹿じゃないの。
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後それと引きこもりになってから風呂に入っても髪を洗わなくなりました。
理由などは今でもわかりません。外に出ないから綺麗とでも思ってるんでしょうか。
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この頃、母親が楽しい趣味を見つけて外に出かけるようになりました。
母親が言うには、「休み始めた頃は気になって目を離すことが出来なかったけど、外に出るようになってから息子が昼夜逆転してるのもスマブラしかしないのもYoutubeばっか見てるのも気にならなくなって来た」とのこと。
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実際、私も母親の目線がすごく気になっていました。絶対とは言いませんが、案外母親の目線ってわかるもんです。
その頃母親が外出し始めて、母親がいない時はちょっと言い方悪いですけど、行ったな…解放感みたいなものはありました。
ちょっと気が楽になりました。
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当時の流山シューレの様子
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*動き出すまで
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そんなこんなで小5〜小6です。
引きこもりに慣れてきて、父親も3ヶ月で1週間ぐらいでしか帰ってこなかったので、心に余裕ができてきました。
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余裕ができてくると、自分の思考などを言葉にして伝えられるようになりました。
母親に「俺、学校のシステムが嫌、だって1回40分の授業中、知ってる内容でもずっと座ってなきゃいけなくてそれを1日に4〜5回やるんだよ?そんな時間あるなら俺は動画とかスマブラしてたい。」
みたいなことを言えるようになっていました。
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引きこもりの途中勉強しなくて良いのかな…?みたいなこと思って母親に、勉強してみたいと言ってみたことがあります。
母親はそれを聞いて算数ドリル的な奴を買って来てくれました。
まあちょっとは、やったんですけどね、まあ、触んなくなりましたね。
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後、ちょいちょい外にも出るようになりました。
母親の買い物に付き合ったり、河川敷まで自転車で走ったり、ただ外にいる時、物凄く人の視線が気になっていました。
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「こんな昼時に小学生が居て良いのかな…」みたいなこと思っていました。
実際夜中だとそれなりに外に出れたので、小学生が学校に行ってる時間に外にいることが相当怖かったんだと思います。
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そしてなんと行けるかもと思って小5で2回、小6で2回朝から学校に行ったことがあります。
実際学校はそれなりに楽しかったです。
私が嫌いなのは学校のシステムであって、友人関係も良く先生もいい人だったのでそこら辺は楽しかったです。
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でも行った翌日に行く気は起きませんでした。ただ時々、放課後登校などはしていました。
まあ楽しいものではありませんでした。学校は合わないなとしみじみ感じました。
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そして小6の年末、母親がシューレに見学に行かないかと言ってきました。
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流山シューレの入っているビルの玄関
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*シューレに行ってみた小6のひょろろさん。その後は、どう過ごして17歳になるのか?
次回で最後です。お楽しみに。
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