フリースクールがやってる

通信制高校って？

～東京シューレ流山の場合３～

通信制高校の進学を考えている中学生が増えていますよね。

その中で、フリースクールがやっている通信制高校ってどのような感じなのでしょう？

今回は東京シューレ流山の、通信制高校の場合について話したいと思います。

 

 

Q５：フリースクールの高校ってどんな一日なの？

Ａ：フリースクールがメインで、高校だけの時間は午前中だけなんです。

とある月曜日の一日を例にして、どんな過ごし方をしているかをお見せします。

 

１０：００～開室

このビルの４階に流山シューレがあります～。流山シューレの青いポスターが出ています。

高校の人たちだけではなく、フリースクール会員のすべての人が同じ時間に開室です。

なので、小学生の人たち中心に、玄関前に開くのを待っている人が２、３人いることが多いです～。

 

１０：３０～レポートサポート講座　数学Ⅰ

時間になったら講座の部屋に集まります。

まさよしという名前の部屋が講座の部屋です。

レポートを書いていきます。

教科書を見ながらの穴埋め問題です。

スタッフが解説しながら、または一緒に悩みながら問題を解いていきます。

 

１１：１０　休憩

この短い休憩時間にも遊びます！

この時は、テレビゲームのスマブラやぷよぷよテトリスをしていました。

 

１１：２０～レポートサポート講座　家庭基礎

科目によっては、他の学年と一緒にやります。

ちょっと人数が増えますが、進みの早い人がゆっくりな人に教えたり

冗談を言ったりしながら、やっていきます。

 

１２：００　お昼ご飯

お弁当の人もいれば

コンビニで買ってくる人も、近所のファミレスに食べに行く人もいます。

スペースで食べる場合、コロナ禍のため、基本一人で黙食です。

暖かい季節には、屋上やベランダにイスを出して食べる人も！

 

 

１３：００　ミーティング

毎週月曜日にはミーティングがあります。

みんなに関わることを、みんなで決める時間です。

リビングにみんな集まって行います。

次のお出かけにどこに行くのか？何をするのか？

子ども予算で何を買うのか？などなど、いろんなことを話し合います。

スタッフからの連絡事項もあったりします。

 

１３：３０　それぞれに過ごす

カードゲームをしたり

カラオケをしたり

TRPGというゲームをして過ごしたり

一人でパソコンゲームをして過ごす人もいます。

踊ったり

卓球をして過ごす人も

フリースクールは、自分で何をするか・しないかを決めます。

そして、今は１１歳から１９歳までの異年齢の人たちがごちゃまぜにいるので

まったく”学校”っぽくないところが特徴です。

 

 

１６：００　初等部の帰宅時間

小学生である初等部は16時までが活動時間です。

中学生以上は17時まで活動時間ですが

バイトや習い事のある人は、初等部たちと一緒に帰ることが多いです。

玄関です。

フリースクールなので、いつ来ていつ帰ってもいいのですが

いつも初等部と一緒に帰っている、高校生のお兄さん。

 

１６：４５　掃除

掃除です。

子どもたちの自主性に任せています。

しない人は帰ってね～、する人は手伝って～とゆるく声掛けをします。

普段は掃除しないけど、学期末の大掃除はしっかりやるぞという人も多いです。

 

１７：００　閉室

終わりです。

みんな、それぞれ家に帰ります。

最近は、二次会のようなノリで、近所の焼き鳥屋さんに寄っているとかいないとか…。

学校や高校っていうより、遊び仲間の家みたいな感じです。

決められた制服も、チャイムも、怒る先生もいません。

その中で毎日を過ごしていって、高卒を取る！というのが、流山シューレの通信制高校です。

終わりです。

閲覧ありがとうございました！

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