小学生から不登校で大丈夫?~一緒に悩んでみませんか~5

小学生から不登校で大丈夫?

~一緒に悩んでみませんか?~

今回が、キャンペーン最後の記事となります。最後は、不登校新聞編集長の石井志功さんに、依頼して書いてもらいました。ストンっと腑に落ちて安心できる内容になっています。

編集長の石井さん 東京シューレOBでもあります

*「小学生から不登校になっても大丈夫だろうか?」と悩む人が、いま急に増えています。
文科省調査によれば、小学生の不登校数は3年間で1.5倍に増加したからです。(※2017年度3万5032人⇒2019年度5万3500人)。しかも、この調査結果は「コロナ禍以前」の状況です。コロナ禍で、より多くの子が学校へ行きづらくなったと言われています。

小学生不登校の急増は、なぜなのか。要因のひとつはいじめです。いじめのピーク年齢は「小学校2年生」です。中学生でも高校生でもありません。小学校1年生から小学校3年生のあいだに起きるいじめが、いじめ全体の半数を占めるほど小学校低学年でのいじめが多いのです。

いじめが多い要因は、早期教育によるストレス過多やクラスカーストの低年齢化などが挙げられていますが、全容はわかっていません。たしかなことは、大人が思っているよりも早いうちから苦しんでいる子が多いということです。

 

 

ただし、と付け加えたいことがあります。ここから話すことは、ほとんど報道されていない大事なポイントです。

小学生の不登校は「自分に適した環境を見つけると驚くほど回復が速い」という特徴があります。先日までふさぎ込んでいた子も、自分が受けいられる場、自分が好きな場を見つけると、大人がジャマくさく感じるほど元気を取り戻したという例は、全国で確認されています。 裏を返せば、大人がよかれと思って通わせたい場(塾や学校など)も、その子にあっていなければ絶対に元気になりません。元気にならなければ学力も社会性も、身に着けるのにはとても長い時間がかかります。

小学生から不登校でも大丈夫だろうか、という悩みには「大丈夫です」と答えたいと思います。もちろん親としては心配だとは思いますが、「これは苦労の前借り」だと親の方には腹をくくってもらい、本人に適した環境を探しをお願いいたします。

なお、本人に合う場がどこかは一概には言えません。ただし「合う・合わない」がわかる基準は明確ですから、その点だけお伝えします。それは、しばらくその場にいると子どもが笑顔になることです。子どもから笑顔が出ない場所は、どんなにすばらしい場だと大人が思っていても、子どもにとっては苦痛の場だといことが多いです。まだまだ言語化か難しい小学生の不登校ですから「笑顔」を大事な指標してもらえればと思っています。

『不登校新聞』編集長 石井志昂

※令和元年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」

石井さんありがとうございました。

 

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