【うちの子大丈夫かしら? #コロナ明け不登校 の心配に】2~親の体験談~

 

コロナで一斉休校になり、それまで不登校(気味?)だった子どもたちが、ちょっと元気になってきました。リセットされた感じ。

でも、学校再開となると、親子ともども気が重いですよね。  またあの「行く」「行かない」の日々が始まるのですから……。

かといって、「このままの状態が続いたらうちの子どうなるの?いつ勉強するの?」 親としての心配はなくなりませんよね。

「うちの子は学校が合わないんじゃないかな?」と思っている(思い始めている?)親の方、一緒に考えてみませんか?

(文:帯津葉子  編集:原野有理)

 

②親の方の体験談

・「まずは親が落ち着くこと」同じ境遇の仲間に出会えて

息子が学校に行けなくなったのは小5年の秋でした。

低学年のころは、活発でよくしゃべる子でしたが、私の長期入院のせいか、海外赴任への不適応か、ドリルのノルマからか、今でも不登校の原因はわかりません。

5年の男の子というのは力がありあまっていて、家ですごすのは大変な事でした。

教育研究所へ相談に行ったり、本を読み漁ったりしましたが、友人に相談はできず、毎日涙していました。
当時は、学校に通う子どもたちを見るのは本当に辛いことでした。
一度行けなくなると、再度学校へ行くためのハードルはどんどん高くなり、私も不安でしたし、子どもも「もうだめだ。人生終わりだ」と、自分を否定し、暴れることもありました。

適応指導教室は、小学生が通うには遠すぎ、通っている子は中学生ばかりで通えませんでしたが、フリースクールに出会いました。
本当にありがたかったです。

まずは親が落ち着くことが大切だと聞き、同じ境遇の親子が沢山いることを知り、少しずつ落ち着きました。

中学に入り、少し勉強をしなければと学校への復帰を試みましたが、 授業や行事についていけず、いじめを目撃したりで1月ほどで諦めました。
ただ、学校へ行かずとも子どもは考え、成長します。
高校へは行きたいと受験を決めました。
しばらく勉強から離れていましたが、息子も頑張り、適応指導教室で受けた中学の模試では平均点以上とれるようになり、無事合格できました。

息子の場合、フリースクールが心のよりどころとなり、親子とも精神的に落ち着いて過ごせました。

それまで楽しく通っていた学校生活が、一度レールから外れると、学校そのものが大変な苦しみをもたらす存在になります。
在籍していた中学は規模も大きく、不登校の生徒も多いようで、その数は1クラス近くと聞きます。
少なからず学校にも問題があるのでは。

学校に行けなくなっても、自己否定することなく、過ごせる居場所が必要なのだろうと思います。

 

・小6の息子 ここが合ってるんだなと直感しました

現在小学6年生の息子は、小学3年生の二学期から学校へ行かなくなり始めました。

最初は「だるい」と言っていたので夏バテかと思っていた程度だったのが、「クラスメイトが嫌なことを言う」になり、担任の先生に話をすると話し合いをして解決したようでした。

ところが、休んだ日の分の宿題が免除にならずに溜まっていく負担感、「自分の好きにしたい!自由に過ごしたい!」という気持ちが高まった様子でどんどん学校に行かなくなりました。

(中略)

冬休み、本人の希望でお気に入りのキャラクターの文房具をそろえ、「これで行けるね!」と自分でも鼓舞していた様子でしたが、三学期の初日玄関先で、「やっぱり怖くて行けないよ」と泣き崩れた息子。

(中略)

一日中ゲーム三昧でしかもずっと見ていてほしいという要望、ちょっとの事で荒れる、妹にもつらく当たる、止まらない物欲、本人の絶望的な自己否定感、、、不登校って、ただ学校に行かないだけじゃないんだと、これはなってみないと理解できない壮絶な日々だったなぁと振り返って思います。

私はまず、自分が必要とするカウンセリングを受け、不登校に詳しい医師の開催する相談会に足を運び、市の教育研究所にもすぐにお世話になることにしました。

まずは不登校に関する知識を得る、色々な情報を得てから自分で判断しよう、母親である私の精神状態を保とうと思い行動しました。

(中略)

そして「友達が欲しい」という希望も出るようになり、フリースクールへと思いましたが金額が高かったため、まずは“適応指導教室”を訪れました。

面談時、最初は本人の話を聞いてくれていましたが、そのうちアドバイスが始まり息子の顔はどんどん強張り反応しなくなりました。

明らかに様子がおかしいのに担当の方は気づく様子もなく面談が終わって、外へ出たとたんに息子は号泣、私も不信感でいっぱいになりました。

そこで、フリースクールを自分なりに調べたり教育研究所の方に教えていただいたりして、シューレが息子には合っているのではないかと思いました。

小学5年生の5月、シューレで講演会があると知り息子を連れて行ってみました。

息子は別室で他に来ていたお子さん(シューレに通っている)と過ごしていましたが、講演会が終わり帰ろうと別室をのぞくと、なんともリラックスした息子の姿がありました。

ああ、ここが合ってるんだなと直感しましたし、息子もすぐに「ここに来る!」と言いました。

そして入会に至ります。

(中略)

毎日通っていた時期もありますが、今は休みがち。

でも、シューレで友達になった数人とやけに楽しそうに通話やゲームでやり取りしており、親に話せないことも言い合ったりしているようです。

何でも、何時間も、遠慮なく(年齢関係なく)話せる友達は人生の宝物になると思います。

そんな友達と出会えたシューレに本当に感謝しています。

以前、シューレと学校の印象を訊ねたことがあります。

「シューレは光ってる。優しい。」「学校は硬い感じ。友達はいつか裏切るんじゃないかと感じてしまう。」と言っていました。

とても元気にしていますが、外出中に学校の同級生達と遭遇するとやはり嫌なようで、避ける様子です。そんな様子を見ると、来年度は中学生ですが、やっぱりこのまま行かないだろうなあと感じています。

(中略)

親としては、できることなら地元の学校で過ごせたらよかったのですが、それは現状からは難しそうで、本人の望む場所で過ごさせたいので無理な登校は望んでいません。

全ての自由で正直で繊細な子どもたちが自分の居場所を見つけ、親子で安心して生きていける社会になることを望みます。

 

※過去、親の会の会報誌用に書いていただいた体験談から抜粋いたしました。ブログに載せるため固有名詞を変更したり、長さを短くさせていただきました。変更のない全文は会報誌にあります。

次回は、「はじめての親の会」と題して、親の会とはどういうところなのか、どうやって参加したらいいかや、流山シューレがしている親の会について、ご紹介いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・お知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・☆

*流山不登校を考える会

6月4日(木)13時より、不登校の子を持つ親の会、「流山不登校を考える会」を流山シューレにて行います。

どなたでもいらっしゃることができます。

 

*ランチタイム親の会

毎週金曜日お昼12時30分~13時でランチタイム親の会を行っております。まだまだ、外出するのは怖い方や、遠方の方などぜひ。

次回は6月5日(金)です。オンラインビデオ通話のzoomを使用して行います。

 

*オープンデイ

毎週火曜日と金曜日に、フリースクールの体験見学・相談を受け付けています。

予約制となっています。お気軽にお問合せください。

 

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