【学校がつらいならフリースクールがあるよ】~親の方へ~4

学校がつらいならフリースクールがあるよ

~親の方へ~

今回は流山シューレスタッフ、原野の不登校体験談です。

つらいときも

親の会が親を支えてくれたから

私は自由にできた

・不登校になって

私が不登校になったのは、小学4年生の夏休み明けからでした。

小学1年生の夏に、親の仕事の関係で山梨県から茨城県に引っ越しました。

幼稚園から仲の良かった子たちと離れて、心細かった記憶があります。

3年生くらいになってきて、親や先生の期待に必要以上に応えよう、まじめでいなければと思うようになりました。

掃除をさぼったり、ちょっとしたイタズラをするのも、クラスメイトはよくしていました。

でも私はできなくて、一人で真面目にやっていると次第に、「いい子ぶりっこ」「先生のご機嫌とってる」「ノリが悪い」と陰口を言われるようになり、孤立していきました。

当然、学校を休みがちになっていきました。

そして、4年生の夏休みが明けてからは、朝起きられなくなりました。

起きても、朝ごはんが食べられない、着替えられない、時間だけがたっていき、その日は休むという連絡をすると、少し気持ちが楽になる、というような状態でした。

・適応指導教室で仲間ができて

母も焦ったのか、不登校の子どもの行く場所を探してきて、秋には適応指導教室に行きはじめました。

教育委員会がやっている施設で、元教員の先生たちのもと、学校に戻れるように学習や登校支援をする場所でした。

学校でなくとも、行く場所ができたことで、親も安心したと思います。

私も、同年代の不登校仲間と出会ったことで、適応指導教室が居場所になっていました。

しかし、そこはあくまでも「登校」を「支援」する場所で、常にプレッシャーがありました。

「学校に行っていないってことは、サボってること。そんな悪いことは絶対してはいけないのに、どうして行けないんだろう・・・。」と思っていました。

親からもプレッシャーはありました。

跳び箱の飛べなかった私のために、庭にタイヤを半分埋めた手作り跳び箱で練習させたり、トランプを使って正負の数を教えようとしたりしていました。

しかし、適応指導教室に入ってしばらくたつと、だんだんと親が、勉強させることや、規則正しい生活をおくらせることをあきらめていきました。

それが、私にとってはとても嬉しいことでした。

後から、適応指導教室の親の仲間たちと、親の会を立ち上げて、その会で語り合うようになったからだとききました。

不登校の子を持つ同じ境遇の親同士で、悩みを話し合ったり、情報交換をするうちに、親自身の不安が消えて安心していったそうです。

親の会だけでなく、その親同士で、ランチに行くこともあり、母に他の趣味もあって、昼間はあまり家にいませんでした。

そのことが、私にとってはちょうどいい距離感でした。

小学6年生の時に、昼夜逆転してお家に引きこもりました。

その間も、親は特になにも責めてきませんでした。

ただ、ご飯を作ってくれて、こっちが話したいときに話を聞いてくれて、それ以外の時間は親がやりたいことを自由にしていたと思います。

ですので、私も家の中で、自分のやりたいことを自由にしていました。

・高校、大学に進学して今はフリースクールのスタッフに

中学卒業後、全寮制の高校に進学したので、親の元から離れました。

この進学先も、寮がいいと私が言ったので、適応指導教室の親仲間から、先輩が行った高校を教えてもらいました。

その後、東京の大学に進学して一人暮らしをはじめました。

ですが、大学1年のとき新しい環境で友だちができなくて、親に電話で泣きついたことがあります。

当時はすごく不安でしたが、6月を過ぎる頃には自然と友だちも増えていきました。

何年かして、その時のことをきいてみると、親も内心は心配だったけれど、親の会の講演会で、不登校ひきこもり経験のある若者の体験談をきいたら「大丈夫」と、思えたそうです。

大人になって、フリースクールで毎日子ども若者たちと関わりながら過ごして、5年目に入ります。

不登校になったり、ひきこもったりもしましたが、楽しいと思える仕事をして丸4年たちました。

私の場合は、適応指導教室でしたが、親も同じ境遇の仲間を見つけて、元気になったと思います。

これからも、不登校をで悩む親御さん、学校外で育つ子ども若者と関わっていきたいと思っています。

(原野有理)

~5に続きます~

5は、不登校の子を持つ、親の方の体験談です。

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

流山シューレでは

毎週金曜日をオープンデイとして

見学・相談の受け入れを行っています。

また、親の会も行っております。

ご興味のある方は

流山シューレまたは王子本部までご連絡下さい。

王子シューレ・東京シューレ本部  

   03-5993-3135 (平日10:00~18:00)

   info@www.shure.or.jp

〔流山シューレ〕

TEL 047-199-7141

(平日10:00~17:00 水曜日のみ13:00~17:00)

mail nagareyama@www.shure.or.jp


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です