【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第九回

「不登校小学生の幸せな日々」

第九回目の今回は

再び、不登校経験者のスタッフ、はらちゃんこと原野有理から

フリースクールのこと、フリースクールに通っている子どもたちのことについて

お届けします。

左 スタッフはらちゃんこと原野有理

右 初等部の女の子(当時)

身長を計っています。

不登校小学生の幸せってなんだろう?

☆3つ目「不登校していてもいいと思えること」

前回の【学校がつらいならフリースクールがあるよ】第八回の「医療とのかかわり」にておびっちゃんから「不登校をしている自分を自分が認める」ことで、症状が落ち着いてくるという一文がありました。

フリースクールという場所は、その可能性にあふれている場所だと感じます。

東京シューレのプログラムの一つに「シリーズ人間」というものがあります。

様々な職業の人や、経験をした人、その他会員が呼びたい人を呼んで、仕事のことなどについて聞きたり職業にちなんだ様々な体験をするというものです。

その中で、不登校経験者の人生の先輩を囲んで経験談や聞きたいことを聞くようこそ先輩というプログラムがあります。

学校との関係のこと、親や兄弟との関係のこと、勉強のこと、バイトのこと・・・などなど。悩んでいること、気になることを聞ける時間です。

私も、みんなの前で自身の不登校経験を話しました。

学校に行っていなくても、ちゃんと大人になれるし、楽しい人生を送ることができる実例を知ることで、将来への希望を持つことにつながっているのではないでしょうか。

また、そのような特別なプログラムではなくて、普段の時間でも”不登校”を肯定的に見れるようになる瞬間があります。

それは、こういう時だったり

こういう時だったり

いわゆる、「なんでもない時間」にたまに子どもの方から学校についての話題が出てきます。

「学校ってこういうところが辛かったよね~」「先生って、ああいうところが怖かったよね~」という具体的な話をしているときもあれば、「学校は行かなくていいんじゃん~」という、不登校をしている今を肯定する言葉が出てくる時もあります。

お昼ご飯を食べているとき、工作をしながら手を動かしているとき、はたまた一緒にゲームをしながら・・・

同じ空間を共有している中で、少しずつ嫌だった記憶がほぐされて言葉になっていくのでしょうか。

そして当たり前のことですが、フリースクールに通ってきている子どものほとんどが不登校です。各々、いきさつも事情も様々ですが、学校に対して嫌な思い出を持っている仲間がいます。

その仲間たちの存在そのものが、「不登校していてもいい」と思えるきっかけになっているようです。

さらに、このような掲示物もあります。

「不登校の子どもの権利宣言」です。

(不登校の子どもの権利宣言についてはコチラのページをご覧ください。東京シューレのホームページに飛びます。)

これは流山シューレのトイレの扉です。便座に座ると、ちょうど目線の位置にきて、ついつい読んでしまいます。

ふり仮名がふってあるので、漢字が苦手でも読むことができます。

これは、フリースクールに通うメンバーが「子どもの権利条約」を学ぶ中で、不登校を経験した私たちからも思いを発信したい!と、“子どもの権利”と“不登校”をテーマに話し合いを重ね2009年に完成したものです。

「不登校は悪いことじゃない。」という目線が、フリースクールにはたくさんあるのです。

私も、適応指導教室で過ごした小・中学校から、進学した私立の高校で不登校を肯定的に見られるようになるきっかけがありました。

その高校の先輩に、「なんでこの学校に来たの?あー不登校生かー!私も不登校だったんだよー」と軽く話しかけられたときに、「不登校は悪いことだ。隠さなきゃいけない。」と思っていた価値観がくずれ、気持ちが軽くなったのです。

また、先生たち大人も、決して不登校だからと特別に考えることなく、他の子と同じように扱ってくれました。

フリースクールは、学校に行っていなくても、勉強をしていなくても、朝起きられなくても、そのままのあなたでいいのだと認める場所です。

肯定的に認めてくれる環境にいて、さらに同じ思いを共有する仲間がいることで、気持ちが落ち着き元気を取り戻していくのではないでしょうか。

流山シューレも、みんなにとって常にそのような居場所にしていたいなと日々思っています。

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8月と9月に、「学校がつらいならフリースクールがあるよ」と題して

特集記事をブログ上で連載しています。

流山シューレでは8月29日(月)から、開放居場所として見学・相談を受け入れています。

さらに、10月7日(金)10:00~流山シューレにて説明会を行います。

ご興味のある方は、ぜひご連絡下さい。

〔流山シューレ〕

TEL 047-199-7141

(平日10:00~17:00 水曜日のみ13:00~17:00)

mail nagareyama@www.shure.or.jp



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