頭痛・腹痛・吐き気。
顔色が悪くなる。
足が痛い。
胸がきりきりする。
拒食・過食。
喘息・吐血・発熱。
息をするのが苦しい。
耳が聞こえなくなる。
目が見えなくなる。
全身じんましん。・・・・・
自分は学校へ行こうと思っているのです。
ところが、朝になると(いや、人によっては前の日、いや、数日前から)
上にあるようにどこかからだの具合が悪くなって登校不能となります。
休みを認められると不思議と良くなったりします。
そこで「仮病」と間違えられたりしますが仮病ではありません。
本当に辛く苦しいのです。
医者に行けば「原因はない」と言われたり「神経症」といわれたり、
「自律神経失調症」と診断名がつきます。
日本では、元気で欠席するのを認めない社会です。
休むのに罪悪感がつきまといます。
そこで体や心が「学校へ行くのはイヤだ。」
と感じているとき無意識に病気状態を出すことによって
「具合が悪いなら休みなさい。」ということになります。
「本人も自分は病気だから学校を休むんだ。」と思うので、
罪悪感なしに休むことが出来ます。
本当は「休みたかったら元気であっても休んでいいのだ。」
という考え方の社会であれば、
不登校とからむ心身症状はでなくて済むと考えられます。
中には病気になるまで登校し続けて、
ついに、頭痛・発熱が出るようになり、
欠席し不登校するというケースもあります。
いずれにしても体の具合の悪さを押してまで、
登校することはないので休むのが一番良い。
無理して登校するともっと心身症状が悪化して、
よけい苦しいことになる。絶対休んじゃうことです。
体の具合が良くなっても、
登校したくなかったら休んでいること。
直ったら行かなくてはと思っていると又繰り返します。
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