子ども・若者の居場所・学びの場

  

親の声

親子でつながることができました。

東京シューレ大田 初等部保護者

 今春、小学校高学年になった子どもが、親とともに、リニューアルオープンした大田シューレに入会しました。

 きっかけは、今年初め、保護者が初めて参加したシューレのイベントでもらった1枚のチラシです。チラシには、まもなくオープンする大田シューレが会員募集中、と書いてありました。東京シューレは有名な老舗ですから、名前はもちろん知っていました。でも東京にあるシューレは外出が苦手なうちの子には通える範囲外と、それまでは諦めていました。ところが、チラシをよく見ると、新しいシューレは、うちの子でも通えそうな場所にオープンすると書いてあるではありませんか! この時点で、まず親が、がぜん興味を持ちました(笑)。というのも、わが家の不登校は小2で始まり、しばらくして学校以外の居場所を捜し始めましたが、小学生を受け入れてくれる居場所がなかなかなくて、苦労したからです。

 早速、子どもにオープンイベントのチラシを見せると、すんなり「行ってみる」との返事。そこで見学や相談を申し込み、親子3人でピッカピカの大田シューレに行きました。シューレは真新しいビルの3階にありました。1~2階は保育園で、3階のフロア全体がシューレでした。一歩踏み込むと、清潔感にあふれ、いろいろと活用できそうな、明るく開放的な空間が広がっています。屋上もあり、こちらも使い方次第でいろいろ楽しめそうでした。例えば、夏だったらプールで水遊びとかテントを張ってキャンプ風お泊り会、とか。それに周囲が戸建ての家なので、空が広い! 多摩川の花火大会も見えそうとかで、保護者が集まって一緒に花火を見たいですね!との話まででて、初回から盛りあがりました。
 見学の後、子どもを真ん中にして座り、スタッフから丁寧な説明を受けました。説明は子どもに向けてしているように感じられ、シューレは「子ども中心」に考えているという印象を受けました。この「子ども中心」は、当たり前に思えますが、なかなかそうではない現実もあるので、子どもを託す親として、安心できました。
 子どもも、「ここは大丈夫」というような安心感があったのではないかと思います。そして日替わりのプログラムが用意された4日間のイベントに参加した後、親子ともども入会をすんなり決めて、今はお友だちと会うのを楽しみに、自分のペースでのんびり通っています。

 さて、今回のシューレとの出会いは、親の私がひとりでシューレのイベントに出かけて行ったことから始まりました。そのイベントで、代表の奥地さんの話を聞きましたが、話のなかに、子どもたちの話に混じって不登校の子どもをもつ親の気持ちもごくごく自然に、何度も出てきたのです。驚いたことに、話の中のその親の気持ちや状態が、まるで自分のことのようでした。自分の気持ちを代弁してもらっているようで、嬉しくて、温かい気持ちになりました。それまでに参加した他の不登校関連の場では決して経験できなかったことでした。
 後で奥地さんは「私も不登校の子どもの親だからね」と笑って仰っていましたが、その言葉を聞いたとき私は、そこがシューレの独自性で強味だと感じました。

 シューレが、支援者が用意してくれる場ではなく、不登校の子どもをもつ親自身が当事者の子どもたちとともに作ってきた場だということです。

 そのような場所に、親子でつながることができました。親の私もこのシューレを自分の居場所にして、子どもと一緒に、シューレという居場所に着地したいものです。これからは、シューレの皆さんとも一緒に、子どもの「不登校」という自己表現をひも解き、理解し受け入れていければいいな。さらには、これからの未知数の子どもの人生の伴走者という親の役割りも、ひとりぼっちでなく、きっと皆さんと一緒にやっていけるのだろう。そう思えてきて、気持ちが軽くなりました。こんな感じで仲間入りしましたが、シューレの皆さん、これからどうぞよろしくお願いします! 

そして一緒にやっていく仲間が増えることもとても楽しみです。新しいお仲間、いつでも歓迎、待っています!

より学ぶことの楽しさを育んで欲しいなぁと期待しています

東京シューレ王子(T・Tさん)

王子シューレには息子が4年生の時に入会ました。
息子は、小学校2年生の夏休み以降から五月雨登校が始まりました。しばらくは私と一緒に登校するうちにまた行けるようになるのかなと思い登校を続けていましたが、ある時学校の門の前でランドセルを地面にたたきつけて学校に入ることを拒否したことを目の当たりにし、学校に行くことが本当に嫌なのだと思い知りました。そこから、多少時間はかかりましたが、学校での学びに固執するのではなく本人の興味に応じて学びを促す方向に私が気持ちを切り替えました。
シューレに入会するまでの間は、地域の将棋講座や企業の提供するプログラミング講座に通いました。
その後、ラジオ番組で東京シューレというフリースクールがあることを知り、息子と見学に行きました。当時東京シューレには3つの場所にフリースクールがありましたが、息子が興味を持っていた将棋やプログラミング講座を王子シューレが行っていることを知り、息子もシューレなら行ってもいいと合意できたので、王子シューレに通うことに決めました。
東京シューレの良いところは、一人ひとりが自分でやりたいプログラムを選べることだと思います。学校の教科という枠組みにとらわれず、学びをもっと広い視点で捉え、自分がやりたい活動を通して学んでいきます。他の子どもたちがやりたい活動に便乗することもできるし、自分でやりたい活動を提案することもできます。もちろん、独りで活動したい子どもは独りでいることも尊重されます。
シューレに入会して2年が過ぎた息子の場合、将棋の熱は冷めてきましたが、プログラミング講座を通して最近は算数や英語の必要性を感じているようで、少しずつ学びたいという意欲が強まっているようです。また、料理講座を通して食に関する興味が強くなり、農業体験や釣りなどのイベントには必ず参加しています。東京シューレでの活動を通して、興味を広げ、より学ぶことの楽しさを育んで欲しいなぁと期待しています。

 

同世代の子と過ごす場がないか長いこと探していました

東京シューレ新宿(Oさん)

うちの子は新宿シューレに中学1年のはじめから来ています。小学校はたまに行くだけでしたので、同世代の子と過ごす場がないか長いこと探していました。
小学校時代は家で過ごすことが多く、誘ってもあまり出かけませんでした。家では何千ピースものパズルを仕上げたり、熱帯魚の水槽をいつもきれいに維持したり、相棒の犬の世話を焼いたり、『ジョジョの奇妙な冒険』専用の本棚を作ったりといろいろなことをしていたのですが、とにかく出かけるのが嫌いでした。電車に乗ることもめったにありませんでしたので、片道1時間半乗り換え2回の新宿シューレに通うようになるとは考えられませんでした。王子の説明会には母だけ参加し、「ホームシューレのペアレント会員だと思います」と個別面談でも言っていました。
ところがシューレのパンフレットを見せ「こんな中学もあるらしい」と紹介しますと、「いいね」と言いますので、急いで見学の申し込みをしました。中学というのは正確ではなかったでしょうが、もうすぐ小学校を卒業する頃だったので次は中学かなあと思ってそう言ってみました。パンフレットは皆でゲームをしている写真でした。ホームページも見てみたら楽しそうな様子が伝わってきました。それでも初めて2人で見学に行った日は、私も心配でしたし子どもも不安だったと思います。新宿シューレのホームページのアクセス欄に子どもたちが若松河田からの道順を写真入りで紹介していますが、初日はその、笑顔で道案内してくれる写真に励まされる思いでシューレにたどり着きました。
王子で行事があり新宿に人が少ない日をあらかじめ聞いて行き、スタッフの松尾さんと囲碁をして帰ってきました。2,3人の中学生の男の子がいてお茶を運んでくれました。次に行った時には大勢が料理をしていたのですが、帰る時に皆が我が子に「またね」と声をかけてくれました。若者たちの爽やかな笑顔は母に向けられたものではなかったのですが、まぶしくてクラクラしました。あたたかな雰囲気を我が子も感じていたのか、家から一歩も出ない日も多かった子が、ほぼ毎日遠くまで通うようになり、もう丸4年です。子どもたちが思い思いに過ごす魅力的な場があることに感謝の日々です。

 

息子が自由になることで、私も自分の時間を楽しめています

東京シューレ新宿(Nさん)

「中学卒業したら新宿シューレに行くって決めたから。」
と中3の1学期に突然宣言!
息子は小4で五月雨登校。その後はほとんど教室に入れなくなっていたので、中学は東京シューレ葛飾中学校に入学しましたが、家で過ごす日の方がずっと多かったので、卒業後もシューレという選択は無いと思っていただけに、本当に驚きました。
関わりは少なくても、シューレが安心できる居場所だと感じてくれていたのだと思い、それは嬉しい驚きでした。
ただ同じシューレですが、小学生から23歳までが一緒に過ごす環境に馴染めるのか、という不安はありました。
実際最初はかなり頑張って通っている様子でしたが、徐々に自分のベースが掴めてきた様です。
今は、料理講座でお昼を作って食べたり、フットサルや卓球などのスポーツを楽しみにしています。
今まで何かに熱中する事があまり無かったので、イキイキしている姿を見ると嬉しくなります。
とは言っても、家で過ごす時間も大切にしています。一人でやりたい事があるときはお休みして、自宅で思いっきり楽しんでいます。
息子が自由になることで、私も自分の時間を楽しめています。
自分の気持ちに正直に、自分の事は自分で決める、そんなシューレに出会えて本当に良かった!!

 

リラックスした息子の姿をみて、ああ、ここが合ってるんだなと直感しました

東京シューレ流山(Sさん・我孫子市在住)

現在小学6年生の息子は、小学3年生の二学期から学校へ行かなくなり始めました。最初は「だるい」と言っていたので夏バテかと思っていた程度だったのが、「クラスメイトが嫌なことを言う」になり、担任の先生に話をすると話し合いをして解決したようでした。

ところが、休んだ日の分の宿題が免除にならずに溜まっていく負担感、「自分の好きにしたい!自由に過ごしたい!」という気持ちが高まった様子でどんどん学校に行かなくなりました。

個別に対応できるのが校内の言葉の教室ということで、そこに別室登校するようにもなりましたが、12月の初め、いつもとは違う先生が、学期末の成績を付けるのに必要だったテストをやらなければならなかったのか、強引に励ましてやらせたようで「もう学校には行かない!」となってしまいました。

ちなみに4歳下の妹も入学早々から登校渋りをしましたが、2年生になって、思い切って休んでのんびり楽しく過ごせれば翌日元気に学校に行ったり、やはり自由にしたがる彼女をとても評価し面白がってくれる先生のおかげか、毎日元気に登校するようになりました。

タラレバを言ったらきりがないし、私の意識も違ったし、息子と娘は違うけれど、息子への初期対応は、今思うとかわいそうだったなあと思います。

冬休み、本人の希望でお気に入りのキャラクターの文房具をそろえ、「これで行けるね!」と自分でも鼓舞していた様子でしたが、三学期の初日玄関先で、「やっぱり怖くて行けないよ」と泣き崩れた息子。その日市内の防災無線から中学生が行方不明との知らせが流れ、ボロボロ涙がこぼれました。家出かな、その子はどんな気持ちでどこに行っちゃったんだろう、行方不明になられるくらいなら家にいてくれてよかった、泣き崩れる我が子を学校には行かせられないと、覚悟が決まったように思います。

とはいえ毎日は大変でした。

家に一人でいられなかったので、しばらくは、平日は二時間半かけて私の母が泊り込みで来てくれて息子を見ていてくれました。長期戦になりそうだと思い、皆にもったいないと言われながら私も専門職だった仕事を辞めることにしました。

一日中ゲーム三昧でしかもずっと見ていてほしいという要望、ちょっとの事で荒れる、妹にもつらく当たる、止まらない物欲、本人の絶望的な自己否定感、、、不登校って、ただ学校に行かないだけじゃないんだと、これはなってみないと理解できない壮絶な日々だったなぁと振り返って思います。

私はまず、自分が必要とするカウンセリングを受け、不登校に詳しい医師の開催する相談会に足を運び、市の教育研究所にもすぐにお世話になることにしました。

まずは不登校に関する知識を得る、色々な情報を得てから自分で判断しよう、母親である私の精神状態を保とうと思い行動しました。

小学4年生の6月くらいからは息子へのコーチングを月2回お願いするようになりました。やっていることは一緒にゲームするということなのですが、ひたすら本人の話を否定せずに聞いてくれるなど、私も大変参考になりました。本人も「○○さん以外とは話したくないくらい!」と非常に懐き大好きになりました。信頼できる大人ができたことは本人にとって大きかったと思います。

秋以降くらいからは、私と担任の先生との面談について来るようになったり、教育研究所にもついて来るようになりました。

そして「友達が欲しい」という希望も出るようになり、フリースクールへと思いましたが金額が高かったため、まずは市の“適応指導教室”を訪れました。面談時、最初は本人の話を聞いてくれていましたが、そのうちアドバイスが始まり息子の顔はどんどん強張り反応しなくなりました。明らかに様子がおかしいのに担当の方は気づく様子もなく面談が終わって、外へ出たとたんに息子は号泣、私も不信感でいっぱいになりました。

そこで、フリースクールを自分なりに調べたり教育研究所の方に教えていただいたりして、シューレが息子には合っているのではないかと思いました。

小学5年生の5月、シューレで講演会があると知り息子を連れて行ってみました。息子は別室で他に来ていたお子さん(シューレに通っている)と過ごしていましたが、講演会が終わり帰ろうと別室をのぞくと、なんともリラックスした息子の姿がありました。ああ、ここが合ってるんだなと直感しましたし、息子もすぐに「ここに来る!」と言いました。 

そして入会に至ります。

最初はシューレまでの往復1時間半、朝夕2往復、車で送り迎えしました。一日3時間の運転は、嫌いではないけどさすがに大変でした。

そのうち電車で一人で行けるようになり、通学定期も使えたのは本当に助かりました。

毎日通っていた時期もありますが、今は休みがち。でも、シューレで友達になった数人とやけに楽しそうに通話やゲームでやり取りしており、親に話せないことも言い合ったりしているようです。何でも、何時間も、遠慮なく(年齢関係なく)話せる友達は人生の宝物になると思います。そんな友達と出会えたシューレに本当に感謝しています。

以前、シューレと学校の印象を訊ねたことがあります。

「シューレは光ってる。優しい。」「学校は硬い感じ。友達はいつか裏切るんじゃないかと感じてしまう。」と言っていました。

とても元気にしていますが、外出中に学校の同級生達と遭遇するとやはり嫌なようで、避ける様子です。そんな様子を見ると、来年度は中学生ですが、やっぱりこのまま行かないだろうなあと感じています。

実は小学6年生の一学期までは、週に一度放課後に学校に行って先生と図工をやったり同級生と遊んだりしていました。修学旅行へ向けての授業にも参加してしましたが、直前になって「行きたくない」と言い出し、結局不参加でした。それをきっけかけに、「もう学校へは行きたくない、そもそもこれまでもがんばって行っていた」と話しました。学校とはもう関わらないようにしてみようかと言うと、ホッとした様子でした。

 

不登校になって自信を失った息子が、今、のびのびと成長しています

東京シューレ流山(N・Мさん 松戸市在住)

学校に行かれなくなって8年、シューレに出会って3年、我が家の息子は今年15歳になりました。
行かれなくなった当時は自信を失い、心身ともに強いダメージを受けていましたがゆっくりと時間をかけやっとシューレに出会う事ができました。
シューレは息子にとってなくてはならない大切な場所です。
シューレに入って息子は自分に会ったペースで自分らしく成長することができました。
周りのスタッフや仲間たちに助けてもらいながらログハウス合宿の実行委員長をはじめ、いろいろなことにチャレンジしています。
やりたいこと、興味があることもたくさんあります。
15歳になって今、シューレを巣立っていった仲間たちの影響を受けながら自分の歩む道を模索しています。
子どもは安心できる居場所がある事で自分を否定することなく自信をつけのびのびと成長していくのだと実感しています。

 

小学校5年の息子がお世話になっています

東京シューレ流山(Мさん)

流山シューレでは、小学校5年の息子がお世話になっています。
入会したのは、小学校1年の3学期。
不登校というよりは、不登校予備軍のうちに入りました。
保育園の頃から、ちょっと大人びた子どもで、聞き分けがよく、人に気を使える子供でした。
保育園は、あまり好きじゃなく、休める日は、家にいました。迎えに行くたび、お友達と遊んでいるより、先生と一緒にいる事が多い子供でした。
保育園時代からなんとなく、この子が伸び伸び育つには、型にはまらせる窮屈な既存の学校ではなく、得意を伸ばすフリースクールの様な所がいい なと思い、学校探しもしていました。
とはいえ、家から通える範囲にそのような学校を見つけられずに、地元の学校へ入学。
毎日、緊張した顔で登校する姿。日曜日が大事過ぎてアセアセ過ごす姿。弟が風邪をひいて休むと自分が休んで面倒みると言う姿などみて、前に見 学行ったような学校に変える?と聞くとそうしたいと言いました。
そこから再び学校探しをし、シューレに出会いました。
うちの子に合っているみたいで、すぐに気に入り、元気でパワフルな笑顔を見たり聞いたりして、とても嬉しく思っています。
入会してみて感じた事は、とことん子どもの自己肯定感を育める環境だなって、思います。
親としてまだまだ未熟な人間ですから、ついカッとなり言いすぎてしまい、反省するのですが、シューレのような場があるというのは、親子喧嘩し ても心のリセットもできているんじゃないかと思います。
スタッフの方も些細な子育てについての悩みを聞いてくれるので、私も心の拠り所になる場所になっています。

 

ホームシューレは親も子も安心して共に育つことのできる場です

ホームシューレ

ホームシューレの家族会員になって3年たちます。上の娘が提携している三和高校に入学したので、同時に入会しました。
実際にホームシューレがどんなものなのかわかってきたのは、SNS(親サイバー)に投稿して自分から関わるようになってからです。人に伝える時に説明しにくくて困ることがありますが、最近はこんな風に思います。ホームシューレとは会員制の公園である、と。えー、公園なのに有料なの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、いろいろ手間ひまかかった公園です。しかも本当に来たい人しかいない。同じ課題や経験や抱負を持つ人がたくさん集まってくるのです。
おかげで家族みんなで大勢の人と出会い、共に悩み学び遊び成長する日々を送っています。娘は三和高校のスクーリング以外にも会員情報誌ばるーんを作るお手伝いをしたり、合宿やイベントに参加しています。親は親でSNSでやり取りしながら時々会ってランチをしたり。悩みを打ち明けたり共感して笑ったり、ふむふむと参考になったり、勇気をもらったり。困ったら経験豊富なスタッフに相談します。
ホームシューレは親も子も安心して共に育つことのできる場です。(ただしちょっと勇気を出して公園に入り人に話しかけないといけませんが)娘よ、よく選んだ、とほめてやりたい。入ってよかったと思っています。

 

わが家なりのホームエデュケーションを楽しんでいきたい

ホームシューレ(K・Oさん 滋賀県在住)

今でこそ「ホームエデュケーション(HE)です♪」とナチュラルに言える自分がいますが、息子が不登校になった当初は、それはもうふつうの親の反応でした。
学校へ行かない?勉強はどうなる?友達がいなくなる?進学は?就職は?人生は?フリースクールはどこにある?
その間、会話も少なく一日中ゲームに没頭し昼夜逆転する息子を見ていて、「とりあえず休まなあかんねや」と感じ、妻とは「息子の心を回復するのが当面の目標」、「回復するまでには最低3年は覚悟」といったベクトル合わせをしたように思います。
そのベクトル合わせをしてから以降のことは、実はあまり記憶がありません。不登校になって初めて迎えた夏、あれだけ外で遊ぶのが好きだった息子がほとんど外出もせず日焼けもせず、色白だったことだけははっきり覚えています。
そんな中、出会ったのがホームシューレでした。そもそもHEという概念があることも知らず、ましてその専門の団体?があるとは驚きでした。妻からの提案で早速入会。忙しさにかまけてアクセスできなかった親サイバーには今年春ごろから目を通せるようになり、いろんな考え方や実践があることを知りました。先輩諸氏、スタッフさんのお話しの中から、自分にできそうなこと、自分に合いそうなことを取り入れて、いまはHEを楽しんでいます。
いま、学齢で6年生を迎えた息子はどん底から脱し、少しずつ他者との関係、人を信頼することを学び直しているところです。いわゆる教科学習は一切していませんが、最近、大学や論文の話を自ら語るようになり、大学進学の意思があるのかな、もしそうならいずれ勉強も始めるだろう、と私はゆったり構えています。
学校に行かなくても人は育つということを信じつつ、皆さんに支えていただきながら、今後もわが家なりのHEを楽しんでいきたいと思っています。