特集① 実行委員長へインタビュー

  

特集の第一弾として、実行委員長の牧野成志(まきの せいじ)さんにインタビューしました。

東京シューレ35周年祭への熱い思いを語ってくれました。ぜひご覧ください~。

 

 

インタビュー担当(以後、「担」)

まずは自己紹介からお願いします~

 

牧野成志さん(以後、「牧」)

フリースクール・新宿シューレの牧野成志です。今回、東京シューレ35周年祭の実行委員長をつとめます。よろしくお願いします!

 

担:せいちゃん(※)は、いつごろシューレに入ったんだっけ?

(※)「せいちゃん」は、牧野成志さんのニックネーム。親しみを込めて、ここでもせいちゃんと記載します。

 

牧:15年前にシューレに入りました。小学校1年生の11月ごろです。

 

担:こう聞くと、やっぱりシューレ歴長いね~。最初にシューレに来た時の印象、覚えてますか?

 

牧:みんなにぎやかで優しい雰囲気でした。当時僕は教育テレビで放送されていた「つくってあそぼ」という番組で紹介されたものを作ることにはまっていました。みんなに作ったものを見せたら興味あるような反応してくれて、それがうれしかったことを覚えています。

 

担:なるほど~。受け入れられる、というのはやっぱりうれしいし、ホッとするよね。

そんなせいちゃんが15年後、35周年祭という大きなイベントの実行委員長をやることになったわけだけど、どうして今回実行委員長をやろうと思ったんですか?

 

牧:シューレのイベントに中心メンバーとしてかかわるのは今回が最後になるかもしれないので、最後に大きなイベントで実行委員長として、全体を見ながら作っていくということをやってみたかったからです。

 

 

 

「コロナ禍で考えていることをかたちにすることが難しい中、
それでも企画として少しずつ着実に進めているみんなはすごい」

 

担:実行委員会は4月に発足して、5か月ほど経ちました。実行委員長をやってみてよかったなと思うところはありますか?

 

牧:自分が成長しているなーと感じます。一昨年のフリフェス(※)で初めて実行委員長を務めたときはどのように進めていけばいいか全然わかりませんでした。今回は実行委員会がほとんどZoom(オンラインビデオ会議)で開催される慣れない環境だけれど、会議を前よりはうまく進行させることができたり、周りを見ることができるようになったりしていると思います。

周りを見ることができるようになって特に思うことがあります。それは、このコロナ禍の状況だと集まって会議を行うことがなかなかできなかったり、開室時間短縮で活動時間が短くなっていたりと、考えていることをかたちにすることが難しい中、それでもみんな企画として少しずつ着実に進めていることです。みんな本当にすごいと思います。

 

(※)「フリフェス」…フリースクールフェスティバルの略。フリースクール全国ネットワークが主催する、フリースクールの文化祭のようなイベントで、毎年11月に行われている。

 

担:Zoomの進行役は難しいよね~。このような環境の中、せいちゃんも、みんなも、本当によくがんばっていると思います。

 実行委員長として、苦労しているところはありますか?

 

牧:実行委員会のために、事前に副実行委員長と、35周年祭を担当しているスタッフとで打ち合わせをしてイメージを固めるんだけれど、そのことをみんなに伝えることが難しいです。Zoom会議だとみんなの顔が見えないので余計に…。(担当注:Zoom会議はカメラをオフにして参加する人が多いのです。でも気持ちはとてもよくわかります)

副実行委員長やスタッフにもその都度フォローしてもらっているけれど、伝えきれているのか不安になることがあります。

後は、実行委員会で話す時間が足りないかなぁ…。話が脱線しがちで、どこで話を戻すか難しいです(苦笑)

 

担:人がたくさん集まると、どうしても脱線はするよね!笑

脱線するのは楽しいし、ヒントを得られることもあるからたまにはいいんだけども、実行委員長としては苦労するところだよね~。

実行委員会はほとんどがオンライン上の会議です。
慣れない状況ではありますが、実行委員長のせいちゃんを中心に、着実に企画を進めています。

 

「複数人で曲をつくるということを一度やってみたかった」

 

担:今回の35周年祭は、企画の数も多いよね。せいちゃんはどんな企画を担当していますか?

 

牧:「オリジナルソング」や「自主制作映画」などを担当しています。

 

担:ではまずオリジナルソング企画から話を聞こうかな。なぜこの企画を担当しようと思ったんですか?

 

牧:一番は、音楽が好きだからです。それに、過去の周年祭でも先輩たちがオリジナルソングをつくっていたので、僕もやりたいと思っていました。

あと、普段ひとりで曲をつくっていると、自分好みの似たような曲が量産されるので、人とつくると刺激になると思っていました。なので、複数人で曲をつくるということを一度やってみたかった、っていうのもあるかな~。

 

担:せいちゃんはひとりで曲を作れるからすごいよね~。今回はみんなで作った曲がどのような曲になったのか、楽しみです。

自主制作映画の企画は、なぜ担当しようと思ったんですか?

 

牧:10年前に見た『不登校なう』(※)が面白かったからです。あの作品とは違う形で、でも方向性は同じ作品をつくることになったので、企画のチームに入りました。

やっていて、すごく楽しいです。スケジュールがきついけど…笑

脚本を担当している人たちと、脚本作成のために自らの経験談を話していると、あのときこんなことを考えていたんだなとか、普段見えない側面が見えて面白いです。

年明けの完成を目指しているので、完成したらぜひ見てください!

 

(※)『不登校なう』…シューレの子どもたちが自らの不登校・フリースクールの経験をベースに映像にした、25周年の記念事業として制作された映像作品。

 

昨年のクリスマス会でもギターを演奏したせいちゃん。
ギター講座ではオリジナルソングも作っています。

 

「新しい形式の35周年は楽しみ」

 

担:35周年祭まで1か月を切り、各企画ともに準備が進んでいるね。そんな東京シューレ35周年祭をせいちゃんはどんな人に見てほしいと思っていますか?

 

牧:不登校にいま悩んでいる人に、選択肢のひとつとして、シューレもあるよということを知ってほしいです。ここを見てシューレに入るとかじゃなくても、フリースクールっていうのがあるんだとか、ホームエデュケーションもあるんだとか、ほかにもいろいろな学ぶ方法があるんだという、とっかかりになってくれればうれしいです。

 

担:そうだよね~。学校以外にも学びの場はあるんだと知るきっかけになると、うれしいよね。

 では、最後に実行委員長としての意気込みをお願いします!

 

牧:オンライン中継も兼ねたイベントは最近やってきているけれど、観客全員がオンラインとなる大きなイベントは今回が初めてです。でも今後はこのようなイベントが増えてくると思うので、今回はシューレのイベントの先駆けとなれればいいなと思っています。新しい形式の35周年は楽しみですし、シューレの活動の中でも新たな可能性をひろげたいです。

 

 

 

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