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フリースクール東京シューレの新宿スペース

電話でのお問い合わせはTEL.03-5155-9803

10:00〜17:30(平日・水曜日のみ13:00より)







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けんじ(仮名) 16歳
2年3ヶ月在籍
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シューレには中3の10月くらい、
フリフェスの直前に入って、今は16歳で高2の年齢。
学校へ行かなくなったのは中学2年の夏休み前。

きっかけは特にこれというのは無いけど、
一つ言うとすれば、
期末テストを体調が悪くて休んだ事。
そこからしっかりしなきゃと思って
どんどん自分の中で崩れていって、
体調が悪くなったり、
精神的に不安定になって泣き出す事が増えていった。

それで一回まるまる休んでみようかと思って休み出して、
その後からまったく行けなくなり、
夏休みが明けてからも行かなかった。

学校では、
友人関係とか教師と特別何かがあったわけではないけど、
割と人に気を遣っちゃうほうだし、
勉強の事もあるし、
徐々にストレスが溜まって、
それが爆発したんだと思うけど、
最初はそれがわからなくて、
どんどん崩れていった。

行かなくなった時、
父親はもともと話す事とか
接する事が少なかったからわからなかったけど、
後で母親に聞いたら心配してたみたい。

母親は、
典型的な感じで焦っていた。
「学校に行きなさい」という感じではなくて、
腫れ物に扱うようにすごく過保護になった。
常に「大丈夫?」と声をかけてくるとかね。

学校へ行かなくなってからシューレに来るまでの1年くらいは、
ずっと家にいて、
本当に外に出なかった。
本を読んだり、
絵を描いたり、
自分の好きな事だけをしていて、
勉強の事はまったく考えなかった。
家にいる時は本当に楽しかった。

―シューレを知るきっかけ

学校に行かなくなってすぐ、
親が色んなフリースクールとか場所を調べてくれて
その中にシューレもあったけど、
私は家から出たくなかったから
「まだ行かない」と言っていた。

中学3年のとき、
中学の運動会があって、
それは見学するだけでも大丈夫だから、
それを見に久々に中学に行こうと思ってたら、
天候が悪くて運動会がなくなった。
だけどその日は、
出かける支度も万全で、
外に出たくて仕方がなかった。

でも学校はやってないし、
完全に運動会に行くテンションだったし
「じゃあシューレに行ってみる?」
と親に言われて、
「じゃあ行くよ!」
と言って見学に行く事にしたけど、
ちょうどシューレが夏休みの時に
見学の申し込みの連絡をしちゃって、
夏休み明けに見学に行く事になった。
初めてシューレに来て、
説明を聞いたときに、
プログラム表があるけどそれ通りじゃない事に驚いた。


あと、不登校というと暗いイメージが強かったけど、
元気な人ばっかりで、
みんな自由な事をしているなと思った。
シューレに入る決め手みたいなものは
特になかったけど、
何となく来て、
本当にちょっとずつ話せるようになって、
他に行くところも無いし
とりあえず入ろうかなという感じだった。

入ってからしばらくは、
ずっと椅子に座ってた。
自分から人に話しかける事ができないから、
座って人を見るくらいしかできなかった。
その頃はインターンの人の入れ替わりが多くて、
その人たちとよく話してたけど
ボランティアの人とかスタッフの人とはあんまり話せなかったし、
会員の人とはまったく話さなかった。
話す内容も本当ただの世間話だった。

入ってから2年経った今でも、
なじめたのかどうか自信はない。

会員の人とは一緒にゲームをするとかで
少しずつ話すようになったけど、
それが終わったら別に話さないというか、
何もせず、ただ話すということができなかった。

それができるようになったのはここ最近で、
大きなきっかけは
ポケモンじゃないかな。
高等部になるとき、
高校は行きたいというか、
行かなくちゃいけないという考えがもともと強くて、
行く事は決めていたけど、
どうやって高卒資格を取るかをすごく考えた。

高認は、誰にも言われずに
自分で勉強をする自信がなくて、
でも普通の高校に通うのは無理だと思ったから、
通信制の高校を選んだ。

シューレは、
中3で入ってあんまり時間が経ってなかったから、
せっかくだしもうちょっとシューレにいようと思ったのと、
高校のほうは日曜だけ行けば良いところだから
シューレを続けようと思った。



第三回更新 2013.9.26 けんじさん編 全2回



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