それは、追いつめられた苦しい気分でしょうね。
自分で自分をもてあましてしまい、
自分のことをどうするかが、一向に頭から離れず、
かといって、どうしていいかわからず、
焦るばかりでむなしい、というのは、
生まれてきた事さえののしりたくなる辛さでしょうね。
でも、それも人生なのです。
あなたの予想では、
そんな人生は頭の中になかったのかもしれませんが、
まちがいなく、生きていく過程で、その状況にぶつかったのです。
そして、苦しいかもしれないけど、
そういう事実に直面したからには、
そういう事実を受け入れ、
そういう時期の自分とつきあっていくことしかないと思います。
それもまた「生きる」ことの中味なのですから。
大切なのは、かっこよく、立派に生きることではなく、
どんな形であれ、「生きている」ことそのものが、 価値あることなのです。
だれも、その苦しみに取って代わることはできないけれど、
一人でも二人でも、心の内や弱音を吐ける人をみつけてください。
東京シューレのスタッフは、聞くことぐらいはできると思います。
それから、少しでも、自分の心が安らぐことがあったら、
「こんなことしてていいのか。」と思わず、
いくらでもそれにエネルギーや時間をかけてください。
音楽、映画、読書、釣り、旅、ゲーム・・・・・・
何でも安らぐことは大切なことです。年齢のことは忘れましょう。
人は何才で何をしなければならないなんてことはありませんからね。
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