人は、落ち込むときもイライラする時もあって、
すぐ病気と考えなくていいのではありませんか。
自分をとても否定的にしか考えられなくて、
何もかも、悪い方向にしか考えられない時があると思います。
たまらない気持ちを持ち続ける、
それが毎日続く、つらい日々があると思います。
なぐさめられたり、励まされたりすること、 そのものもいやで、
誰にも心を閉ざすこともあると思います。
それは病気になったらではなく、つらくて、傷ついていて、
自信も何ももてない状況だからであって、
親に、精神科をすすめられても、
行きたくなければ行くことはありません。
ただし、親は精神病にかかったと思って、
すすめたのではないかもしれません。
例えば、このごろ食欲がないという時、
内科に行ってみようということがありますが、
病気だから行くのでなく、いわば専門家の助言を得に行く、
あるいは、健康診断をしにいくわけです。
精神科もまた、自分の健康診断や相談先として、
行って精神科医と話してみようか、と思ったら、
病気でなくても全く気楽に行けばいいのです。
病気である、なしに関係なく、
気が楽になるヒントがあるかもしれません。
ただし、精神科医もいろいろだから、
頭から専門家の言うことは信じなくちゃ、と思いこまず、
納得できなかったら、やめたり、変えたりしていいことを忘れずに。 |