フリースクール東京シューレ



ぼくは学校へ行っていない。
でも、妹も弟も行っているんだ。
家の中では、ぼく1人。
いとこも、みんな行ってるらしい。
そうだろうな。
だって、オレのクラス、30人いるけれど、
オレみたいに、もう8ヵ月も行ってないヤツは、
おれ1人だし…
近所の子も、毎朝、「行ってきまーす」という声がするもんな。
子どもは、みんな朝になると登校している。
オレだけだ。休んでいるやつは。

オレは変なのか?

とんでもない!
 

文部省が調べたところ、小・中学生で、10万5000人もいるそうです。
(これは1年間30日以上休んでいる子ども)
高校生だって、もっといます。高校中退の人が、98,000人
あわせて約20万人。
あなたは20万人の1人なのです。
あなた以外に199,999人も仲間がいるのです。

ただし、実際は、この数字より、ずっと、ずっと多いのです。
体のぐあいが悪いことと不登校が重なっていると
「病気欠席」の方にカウントされていたり、
保健室や適応指導教室、
相談所に行っていれば出席になっていたりするので、
実数は、この4〜5倍もいるのでは、といわれています。

19万人の5倍は約90万人。
すると、90万人のうちの1人?ともいえます。

不登校の子どもの数は、こんなぐあいに増えてきました。

1975年より、増え続けて20年! 20年増加の一途です。

文部省も、学校も、相談所も、不登校を出さないようにし、
登校する子をふやそうといろいろ手をうった。
そして、全国の子どもの人数は減少しているにもかかわらず、
20年増え続けた。

というのは、もはや、個人的に変なことではなく、
今の時代の動きだ、ということも示しています。

高校中退・高校の不登校も、
少し減りぎみですが、
それでも、年間10万人前後いるのです。
10万人というとすごい数なのですよ。
1つの学校が1,000人として、100校分、
毎年消えてる計算です。

何のために15の春を泣く泣く送るのでしょうね。
そんなに受験勉強しても…ね。



 

 

知ってほしかったのは、あなた1人じゃない、ということ。

もし、数字の上でだけでは想像できにくいなあ、という人。
東京シューレに来てみてください。
        
王子シューレ    約100人            
大田シューレ    約60人         
新宿シューレ    約40人 合計約200人の子がいます。

ホームシューレの“ばるーん”をのぞいて下さい。
北から南まで400家族の人がネットワークしてます。

あと全国にもいろいろあるし、全国ネットの合宿でも会えたりするよ。

 

 

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