文部省が調べたところ、小・中学生で、10万5000人もいるそうです。
(これは1年間30日以上休んでいる子ども)
高校生だって、もっといます。高校中退の人が、98,000人。
あわせて約20万人。
あなたは20万人の1人なのです。
あなた以外に199,999人も仲間がいるのです。
ただし、実際は、この数字より、ずっと、ずっと多いのです。
体のぐあいが悪いことと不登校が重なっていると
「病気欠席」の方にカウントされていたり、
保健室や適応指導教室、
相談所に行っていれば出席になっていたりするので、
実数は、この4〜5倍もいるのでは、といわれています。
19万人の5倍は約90万人。
すると、90万人のうちの1人?ともいえます。
不登校の子どもの数は、こんなぐあいに増えてきました。
1975年より、増え続けて20年! 20年増加の一途です。
文部省も、学校も、相談所も、不登校を出さないようにし、
登校する子をふやそうといろいろ手をうった。
そして、全国の子どもの人数は減少しているにもかかわらず、
20年増え続けた。
というのは、もはや、個人的に変なことではなく、
今の時代の動きだ、ということも示しています。
高校中退・高校の不登校も、
少し減りぎみですが、
それでも、年間10万人前後いるのです。
10万人というとすごい数なのですよ。
1つの学校が1,000人として、100校分、
毎年消えてる計算です。
何のために15の春を泣く泣く送るのでしょうね。
そんなに受験勉強しても…ね。
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